べビーサイン
べビーサインをおしえるときのポイント
べビーサインをつかって赤ちゃんに話しかけるときに、大切なことがふたつあります。それは、同じべビーサインを何度もくりかえしてつかうことと、ひとつのべビーサインをいろいろな場面でつかうようにすることです。

あなたの家にペットのイヌがいて、〈イヌ〉というべビーサインを赤ちゃんに教えようと思ったら、ペットのイヌをあらわすときだけでなく、イヌのおもちゃやイヌの絵を見たときなどにも〈イヌ〉のべビーサインをつかうようにしましょう。そのうち赤ちゃんは、仲良しのペットだけでなく、いろいろなイヌをあらわすときにこのべビーサインがつかえることに気づいて行きます。
〈もっと〉というべビーサインを教えたいなら「もっとクラッカーがほしいの?」とか「もっとジュース飲む?」、「この本、もう一回読みたいの」など、さまざまな場面で〈もっと〉のべビーサインをくりかえすといいでしょう。
あなたが、いろいろな場面で同じべビーサインをくりかえしつかっているうちに、赤ちゃんは、どんなときにそのべビーサインをつかったらいいのかを学んでいきます。そしてやがては、同じべビーサインであらわすものには、なんらかの共通点があることに気づくようになります。つまり、「イヌ」と「ネコ」、「熱い」と「冷たい」、「上」と「下」などの概念が赤ちゃんのなかにうまれてくるのです。べビーサインをつかうことで、赤ちゃんは身のまわりのものにより関心をもつようになり、早い時期からさまざまな概念を身につけることができるようになります。そして、こうして身につけた概念が、ブロックのようにつみかさなり、赤ちゃんの知恵を育てていくのです。
赤ちゃんは、お父さんやお母さんにほめられたり、はげましの言葉をかけてもらったりするのが大好きです。赤ちゃんがべビーサインをつかいはじめたら、たくさんほめてあげましょう。たとえ、そのしぐさがぎこちなくても、お父さんやお母さんが「上手にできたね」と微笑んであげるだけで、赤ちゃんはますます積極的にべビーサインを覚えようとするはずです。
大切なことは、あなた自身がべビーサインでのコミュニケーションを楽しむことです。そうすれば赤ちゃんも喜んでべビーサインをつかうようになるでしょう。

「なくなった」
下に向けた手のひらを腰のあたりで左右にふる。

「ネコ」
手の甲をもう一方の手でなでる(ネコをなでている動作)。

「イヌ」
舌をだしながらハアハア息をする(イヌが息をしているようす)。

「哺乳びん・飲みもの」
親指を立てて唇にあて、そのままあごをそらす(なにかを飲んでいる動き)。

「アヒル」
そろえて伸ばした四本の指と親指をくっつけたり離したりする(アヒルのくちばしの動き)
次回は「ビギナーサインからべビーサインへ」をご紹介します。
BABY SIGNS べビーサイン まだ話せない赤ちゃんと話す方法
原作 リンダ・アクレドロ/スーザン・グッドウィン
編訳 たきざわ あき
発行 株式会社径書房 ISBN4-7705-0177-3


RSS FEED 

