コドモカメラレッスン
その場所から、撮りたいものを切り取るタテ位置の写真の魅力
僕は、子どもたちと写真教室をやってるんですけど、子どもが撮る写真の9割はヨコ位置の写真。それはいつも、自分の目に見えている世界がヨコ位置だからです。お母さんも子どもたちを撮るとき、なんとなくヨコ位置で撮っている人って多いんじゃないかな。もっと意識して、タテ位置で撮るか、ヨコ位置で撮るか、考えて子どもたちと向き合うと、ぐんと写真が上達すると思います。
たとえば、とても良い風景の場所があって、その中にいる子どもたちを、客観的に撮りたいという時には、ヨコ位置がいいと思います。反対に、子どもたちの表情や気持ちにもっと近づきたいときは、タテ位置がいいんじゃないかな。タテ位置の写真というのは、いつも両目で見ている世界とは違う世界。だから、お母さんの撮りたいものがもっとはっきりと見えてくると思います。同じ場所で、タテ位置とヨコ位置の構図を考えながら撮影すると、その差がはっきりとわかります。


お母さんが撮影した子どもの写真を見せてもらう機会が多いのですが、被写体である子どもとの距離がいつも同じという人が多いのが気になります。家でも、屋外でも、遊園地へ行っても変わらない。そこをあえて、あと一歩下がってみる、もう一歩だけ近づいてみることによって、子どもがグッとよく見えたりします。タテ位置とヨコ位置、そして距離感を計算すると、今までと違う写真が撮れると思いますよ。


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